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制限外積載許可(警察署)と特殊車両通行許可の違い

監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:

制限外積載許可

特殊車両通行許可は、道路を守るための道路法の手続きです。これとは別に、道路交通法でも、交通の安全のために積める荷物の大きさが決まっています。荷物がこの上限を超えるときは、出発地を管轄する警察署の「制限外積載許可」が必要です。特殊車両通行許可を持っていても、荷物が道路交通法の上限を超えるなら、制限外積載許可も受けます。

許可が必要なとき

次のどれかを超えて荷物を積むときに必要です(2022年5月の改正後の基準)。

項目 道路交通法の上限
長さ 車両の長さの1.2倍まで。前後のはみ出しは、それぞれ車両の長さの1割まで
幅 車両の幅の1.2倍まで。左右のはみ出しは、それぞれ車両の幅の1割まで
高さ 地面から3.8mまで(高さ指定道路は4.1m)

たとえば、電柱や鋼材、橋桁のように分けたり切ったりできない長い荷物を、車両の長さを超えて積む場合が当たります。

特殊車両通行許可との違い

比べること 特殊車両通行許可と制限外積載許可
法律 特殊車両通行許可は道路法。制限外積載許可は道路交通法
目的 特殊車両通行許可は道路や橋を守るため。制限外積載許可は交通の安全のため
窓口 特殊車両通行許可は道路管理者(国道事務所・県・市など)。制限外積載許可は出発地の警察署
見るもの 特殊車両通行許可は荷物を含めた車両全体の寸法と重さ。制限外積載許可は荷物の大きさ

荷物を積んだ幅が2.5mを超えるなど両方の上限を超えるときは、両方の許可が要ります。片方だけ受けても、もう片方の違反になります。

申請のしかた

  • 申請先出発地を管轄する警察署(交通課)です。交番・駐在所で受け付けるところもありますが、不在や積み方によっては受けられないことがあるため、警察署への申請が確実です。郵送を受け付ける警察署でも、許可証は出発までに警察署で受け取ります。
  • 主な書類制限外積載許可申請書、運行経路図、積む荷物の諸元、積み方の概略図、運転者の免許証(運転者が何人かいる場合は一覧)、特殊車両通行許可証。警察署によっては、車検証や車両の寸法図を求められます。
  • 許可期間原則として、その運搬1回ごとの許可です。同じ運転者が、同じ車両・荷物・積み方・経路で繰り返し運ぶ場合は、まとめて1年以内の許可を受けられることがあります。
  • 日数と手数料許可まではおおむね1週間ほど見ておきます(経路や警察署によって違います)。手数料はかかりません。
  • 受付時間平日の日中です。昼休みは受け付けない警察署もあるため、事前に窓口に確かめます。

特殊車両通行許可証を先にそろえます

警察署の申請では、特殊車両通行許可証の提出を求められます。両方要るときは、特殊車両通行許可を先に受けてから、制限外積載許可を申請する段取りになります。日程に余裕をもってご相談ください。

特殊車両通行許可の申請は、お任せください

行政書士事務所WITHNESSでは、道路法の特殊車両通行許可の申請をお引き受けしています。制限外積載許可(警察署)の申請はお引き受けしていませんが、荷物の寸法から、制限外積載許可も要りそうかはお伝えします(トラックの特殊車両通行許可・サービス・報酬額)。

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出典:道路交通法 第56条・第57条、道路交通法施行令 第22条、国土交通省「特殊車両通行ハンドブック」(2025年4月版、「車両の制限に関する法令」)。窓口の扱いは警察署によって違うことがあります。2026年10月時点の内容です。

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代表行政書士 渡邉 徳人

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